お金の流れ

経済の循環機能

世の中では、物が生産されサービスが提供され、それを住民が消費することで経済が成立します。この循環が機能していないと、経済は成長しないし、衰退していくこととなります。

この一連の経済循環過程で発生する取引の決済には、すべてお金が利用され、お金の流れを見てみると生産物とは逆の方向に流れているのが分かると思います。

我々が生活を営む上で、物やサービスを購入しますが、それはつまり物品を生産する企業から個人消費者に物が流れ、逆に個人消費者から企業へお金が流れることになります。こういったお金の流れは企業にとって売上げ利益ということになります。

また、個人は企業へ労働を提供することによって賃金という収入を得ます。その収入によって生活を維持し、余ったお金は銀行へ預金をするわけですが、銀行はその預金を企業などへ融資をすることで、経済はより力強くなっていきます。

GDP

国の経済活動の大きさを表す指標として、国民総生産(GDP)が用いられます。これは、国民が一年間に生産した物やサービスの総額を表現します。

GDPには名目と実質という二種類の表現の仕方がありますが、名目がその時々の市場価格で生産物の価格を表すのに対し、実質とは市場価格がある基準年の物価に換算して表現されます。

したがって、時代の物価の変化を反映した数値を見るのなら、実質GDPのほうがそれに近いといえるでしょう。