ヤミ金融

短期業者の手口

ヤミ金融の中でも一番多いのが、短期業者と呼ばれる業者です。貸金業登録をしている業者やしていない業者も含まれており、表向きは正規の金融業者に見えることから、素人目には判断しにくいのが難点です。

他の違法業者と同様、どこからも借り入れ不能となった多重債務者や、資金難に喘ぐ中小企業の社長などをターゲットにしています。勧誘の手口は、DMや電話などで行われ、審査の甘さと法定金利以内での融資がうたわれています。

しかし、実際は法定金利以内であることはなく、それよりも大幅に上回る金利を要求されることとなります。

また、ヤミ金融業者の間で情報交換がなされていることから、一旦融資を受けてしまうと次々と同様の勧誘電話が入るようになってきます。

ちなみに、契約に際しては契約書や覚書といった証拠に残るような類は一切なされません。

融資金額は小口であることが多く、取引を繰り返しても数十万円以内です。それ以上の融資はさすがに彼らといえども、リスクがあるのでしょう。

借入審査は当然、借入件数や借入総額などを無視したものになりますが、携帯電話の番号、勤務先、家族、家族の仕事先、父母兄弟といった情報を要求されます。

もしも、支払いが滞った場合は、こういった情報を辿って取り立てが実行されることとなるわけです。

支払い方法

借入に際しては、口座振り込みによる方法や、店頭や指定された場所において融資が実行されます。そして借りたお金の支払いについては、7日間のサイクル制による支払い方法がとられます。

7日間のサイクルごとに元本の5割から7割といった暴利を支払わされることとなり、最後に完済するためには3倍からのお金を要求されます。

実際の支払いは銀行振込や店頭、あるいは指定された場所において取引が行われ、その際にも領収書といった類は一切発行されません。

警察

取り立て行為

こういった暴利をいつまでも支払い続けることは困難で、不幸にも支払いが滞ってしまうと、途端に厳しい取り立て行為を受けることになります。

昼夜を問わず電話がかかってきて、恫喝や脅迫を受けることになりますし、それでも支払えない場合は自宅や勤務先へ同様の行為を受けることとなります。

また、支払いが一日遅れると利息として上積みの金利を要求されることもあります。

対策

一番の対策は、こういった違法業者からキャッシングをしないことですが、一旦借りてしまえば後戻りはできません。

そういった場合は、怖がらずに弁護士や司法書士に想像しましょう。彼らは相手が怖がっていると傘にかかってせめてきます。毅然とした態度が重要で、法に則って粛々と事を勧めていけば、嵐は収まっていくでしょう。