キャッシング

ヤミ金融の実態

通常、消費者と金銭賃借契約を結んで営業利益を得る金融業を営むには、金融庁や管轄の都道府県知事の認可を得る必要があります。

その上で貸金業登録をすることで、金融業の営業が可能となるわけですが、そういった一連の手続きを踏まずに営業をしているのが、ヤミ金融と呼称される金融業者です。

そもそも、一昔前は簡単な登録をするだけで金融業の営業が出来たわけですが、一部の悪質なサラ金業者の行いが社会問題となったことから、登録制から許可制に移行し、さらには貸金業法の改正によって上限金利や取り立て行為の規制等がかけられることとなったのです。

ヤミ金融の種類

ヤミ金融には様々な種類があります。

  • 短期業者
  • 090金融
  • システム金融
  • 紹介屋
  • チケット金融
  • 年金担保金融
  • 整理屋
  • 家具、自動車リース

これだけ見ても、かなりの数の違法業者が存在します。特に、貸金業法改正による貸付審査の厳格化によって、借りれなくなった多重債務者を狙ったヤミ金融業者が多発しています。

こういった業者の多くは、どこからも借りれない多重債務者の足元を見て、出資法で定められた上限金利を上回る暴利で貸し付けています。

電話

貸金業登録

また、こういった業者の中には貸金業登録をしている業者も混じっていることもあります。ヤミ金融業者がどうしてリスクを犯してまで貸金業登録をしている理由は、当局による貸金業規制法違反(無登録営業)の摘発を防ぐことと、正規の金融業者であるとカモフラージュすることにあります。

更には、貸金業登録をすることで、スポーツ新聞や夕刊紙などの広告が掲載が可能となります。こういった広告は貸金業登録をしていることが条件なので、敢えてリスクを踏んで登録をしているというわけです。

取り立て行為

もともとヤミ金融は違法業者なので、法定金利や一切の貸金業法を厳守していないことは当然のことで、取り立て行為についても同様です。貸金業法改正によって、取り立て行為については大幅な規制がかけられましたが、ヤミ金融の中にあってはそういった法改正はお構いなしです。

通常、支払いが滞った消費者への対策は、法的手段による債権回収が原則ですが、違法業者である闇金融は暴力的かつ脅迫をもって債権回収をはかっています。

逆に言えば、こういった取り立てに絶対の自信があるからこそ、リスクの高い多重債務者へ融資が出来るのです。

携帯電話

融資の勧誘

では、どうやって多重債務者を狙った融資を実行しているのでしょうか?

当然、当局の監視がありますが、そういった監視の網をくぐった上で、様々な手口を駆使して融資を行っているのが実態です。

その中でも顕著なのが、多重債務者の名簿を違法な手段を講じて入手し、直接ダイレクトメールや電話、あるいはFXなどで融資の勧誘をする行為や、資金難に陥っている中小零細会社の社長へ、同様の融資の案内を送付する行為です。

当然こういった人たちはお金に困っていますので、渡りに船とばかり融資の勧誘に飛びついてきます。しかし、実際に融資を受けた人たちの殆どが、借金漬けにされて食い潰されていっているのが現実なのです。